Mapion マピオンラボ 書評 クラウドに対して半信半疑な部長へ「よくわかるAmazon EC2/S3入門」
最近は開発よりもインフラに熱くなってきた山岸です。
技術評論社の方に
「よくわかるAmazon EC2/S3入門 Amazon Web Services クラウド活用と実践」という本をいただきましたので、書評です。
本の内容としては、
クラウドの定義から、実際のオペレーション解説、はたまた運用ノウハウ、クラウドを選択する意義まで、幅広く優しく解説してくれて、すいすい読めておすすめです。
私自身EC2/S3はまったく触ったことがないのですが、どんなもんかくっきり想像ができるようになったので、アマゾンに限らずクラウドを検討中の世の部長さんにもおすすめの書と言えるでしょう。
特筆すべきは、
1.技術書なのに軽い!
最近の技術書は軽いんですかね。紙質が軽さにこだわっているようで、見た目の印象よりかなり軽いです。
たぶんiPadより軽いです。この本だけ読むと決めているのならiPadを持たずにこの本一冊もって電車に乗り込みましょう。
2.ちょっと漫画ついてる!
「クラウドだったら万事OKOK」という、クラウドのことをあまり知らないんだけどテンションだけ高い部長が、
AmazonEC2/S3って本当に使えるの?使う意義は?というところの理解を深めていく数ページの漫画がついてます。
テンション高い感じは私と似てます。理解を早めるにはいい漫画です。
○人気サイト(たまにがーっとくる、人気読めない)
○一時利用(バッチ処理を一時やりたい)
×イントラ(セキュリティ)
×大容量ファイル(値段が高くなりがち)
×適用サイズ(小さすぎても大きすぎても高くなりがち)
3.難易度は高くなくて読みやすい!
クラウドって何?というクラウドの定義から始まり、
AmazonEC2/S3を利用するための基本ステップを画面キャプチャで詳しく説明してくれます。
またAmazonEC2/S3に付随しているサービス(ロードバランサ、監視、ストレージ、サポート)に関する解説も充実していてEC2/S3を導入したい!運用楽そうだ!と思える要因がわかります。
- インスタンスを終了させるとサーバがもっているデータごと消されちゃいますので、EBSという不揮発性で高速でしかもバックアップ機能付きのディスクに保存しておけるというのは魅力的です。
4.汎用的な運用ノウハウもゲットできる!
あとAWSにおける運用管理という章が一番役立ちます。運用上の物理サーバとの比較をしてくれます。
AWSで気をつけないといけないことってのは物理サーバでも当然気をつけなければいけないことなので、そこが整理されていることは、汎用的な運用ノウハウとしても役立ちます。
例えば、、、
- ログはサーバ上に長く残せないので、保持期間を定義して一次保管場所から2次保管場所と移さないといけない
- ミドルウェアの設定変更したあとにAMI(ディスクイメージ)をとっておいて、サーバが死んだときに即同じ設定のサーバを構築できるようにしないといけない
- SLAの稼働率ってのは、目標数値であってもし稼働率を達成できなければ一部を返金しますという保証であって稼働し続けることを保証するものではない
とかとか整理されるのがよいです。
以上、勉強になりました。

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